稼ぐ人、安い人、余る人―仕事で幸せになる (幻冬舎文庫)

本屋で、家計を共にする人に黙って手渡されました。もっと稼げと?はい、がんばります。
なんかタイトルがエグい感じですけど、内容は読みやすくて面白かったです。この本で言ってる稼ぐ人っていうのは金銭的なところを強調しているのじゃなくて、タレント性があって自律していて革新的で仕事で遊んでいる人だそうです。一言で言えば仕事ができる人ってことね。それで稼ぐ人になるには7つの才が必要になるというのが筆者の考えで、それはなぜか、どう身に着けるのかを具体例を交えて説明してくれてます。ここで挙げられている7つの才には取り立てて目新しいものはないような気がしますが、whatとwhyとhowをちゃんと説明してくれているのが良いです。
後半の時間の使い方とかダメな上司から身を守る方法についてはあまりピンときませんでした。でも、意思「無」決定者には決定できるようにコンサルティングしてあげようっていうのは良いなって思いました。こういう上司にあたったらチャンスと思ってなんとか自分の好ましい方向にもっていくのが吉。