南の島は台風

悲しみよこんにちは」のような物憂げな夏はなかった。台風憎し。でも食べ物は楽しめた。沖縄そばうまかった。海ぶどうって初体験(というか知らなかった)。帰りは風邪ひいてしまって飛行機の中で暇つぶしに読んだ「限りなく透明に近いブルー」が実に卑猥で飛行機がやたらと揺れてとても気分が悪くなってしまった。「限りなく透明に近いブルー」ってさわやかな話じゃないんだねー。
限りなく透明に近いブルー」が読めなくなったので空港でもう一冊買っておいた「人生が全部うまくいく話」とかいうのを読む。そうか、著者の斉藤一人氏は高額納税者の人か。いままで「声に出して読みたい日本語」の齋藤さんと区別がなかった。なかなかおもしろいことを言う。感化されやすい人間なのかも。「悪魔の辞典」とか「侏儒の言葉」とかより気が利いているかもね、やたらと前向きな分。
もうしばらく小説なんかどうでもいいやとか思う。小説よりビジネス書籍みたいなやつが面白い。高校生の頃から人生に役立つビジネス書籍のような本は読んではならないという戒律を勝手に作ってなんとなく守ってきたけど、そろそろ反故にするときだ。