「JavaプログラマのためのUML」ISBN:4797325135。

消化不良ぎみだけど。

PDF発見。英語。図とかソースが豊富だから文章の分量そんなに多くない。英語が得意だったら本買わなくてもよかったかも?
http://www.lrde.epita.fr/~ricou/uml4java.pdf

「第12章 SMC リモートサービス:ケーススタディ」に挑戦。「このクラスは簡単です」というような記述が結構出てきたのだけどとても簡単には感じられず。
まず、サンプルがなかなか動かずに苦戦。なぜかサポートページからのダウンロードできるものだけではいくつかソースが足りない。サンプルの実行に必要なコードが実はサンプルを実行することで自動生成されるってのはどうこと?謎。PDFからコピペしました。
あと、SMTPサーバのホスト名やsmc.jarを置くディレクトリなどハードコーディングされているので修正する必要あり。
「Service」や「Server」といった名称がつくクラスやメソッドが複数あって、しかもほぼ同じ箇所で使われていて区別がつかず困った。
「SocketServiceフレームワーク」と「有限状態マシン」のあたりが曲者。Threadが絡んだらUMLであらわすのって難しそう。本に載ってるオブジェクト図を見ただけではぜんぜんイメージ湧かなかった。ソースを読んでもわからないとこあるし…、これは力量の問題か。「有限状態マシン」ってのはどれほど使えるものか?著者が作ったっていうSMC(状態マシンコンパイラ)もどれほど使われているものなのだろう。


一言でいえば面白く読めた。UMLの見方がかわってきた。「アジャイルソフトウェア開発の奥義」ISBN:4797323361いるところもあるけどそれはそれで理解が深まりそうでいい。おんなじことを言っていてもちょっと表現が違うだけで気づくってあるし。ページ数も程よい感じ。後半はソースコードばかりだけど。でもコードが本にたくさん載ってるてのはうれしい、電車でも読めるから。