Eclipse JSR220 projectのプラグイン

http://www.eclipse.org/jsr220orm/
ほんの少しだけ使ってみました。使ってみてわかったことを書いてみます(ドキュメント全然読んでないからいいかげんなことをいっているかも)。

このプラグインを使うとPersistenceパースペクティブが使えるようになります。Persistenceパースペクティブには3つのビューがあるようです。Mapping ViewとLive ER ViewとPersistence Outlineです。

  • Live ER View
    • ER図を表示してくれるのでPKやリレーションシップを視覚的に確認できる。あとColumnアノテーションの値をプロパティ一覧で表示し、プロパティ一覧上で編集可能。編集内容はコード上のColumnアノテーションの要素として反映される。
  • Persistence Outline
    • 永続化対象のフィールド(プロパティ)だけを一覧表示してくれる(@Transientがついているフィールド(プロパティ)は表示されない)。


感想

  • Viewから自動生成されるのはアノテーションの部分だけなのでわかりやすい。コードは自分で書く。
  • Defaultの設定をあまり使わないでガンガンとアノテーションを使っていくのならこういうツールは便利だとおもう。設定をViewから入力しなくてもMapping Viewなんかは画面の隅に表示しとけば何が設定できて何が設定できないのかがすぐわかるので迷わなくてもいいかも。
  • 残念なのはHSQLDBがサポートされていないこと。-DDLの生成をしてDBへ反映してくれるらしいけど、試してみることができなかった。MySqlはサポートされているけどMySqlの使い方は忘れてしまった。
  • 意外なのはiSeriesのDB2がサポートされていること。海外ではユーザーが多いんだろうなぁ。
  • ぱっと見、Visual StudioのDataSetのデザイナに近いと思った。でもあっちは全コードを自動生成するけど、このプラグインアノテーションだけを変更するのでちょっと趣が違うかな。